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名詞の性
フランス語には、名詞に「男性名詞」と「女性名詞」の区別があるのはご存知ですよね。
人間や動物のように男女・雄雌の性別があるものは文法上も自然の性別にしたがいますが、「本」や「時計」など事物を示す名詞、あるいは「愛」や「自由」などの抽象名詞も文法上の約束として男性か女性かどちらかに決まっています。
男性名詞 père 父(ペーる) coq 雄鶏(コック) livre 本(リーブる) amour 愛(アムーる) Japon 日本(ジャポン)
女性名詞 mère 母(メーる) poule 雌鶏(プール) revue 雑誌(るヴュ) liverté 自由(リベるテ) France フランス(フランス)
名詞が男性か女性かによって、その名詞につく冠詞や形容詞などの形も決まります。 ですので、このあと学ぶ不定冠詞(un/une)などをつけて、名詞を覚える時には性別も一緒に覚えることをオススメします。 un stylo ペン(アン スティロ) une carte カード(ユヌ カルト) ※「カ」より「キャ」と言った方が近いです。
男性と女性を見分ける方法は残念ながらほとんどありません。 名詞の最後に「e」がつくと女性名詞である確率が高いですが、男性名詞の例を見てみると、100%そうであるとは言い切れませんよね(~_~;)
初めてフランス語を勉強する人にとっては、この区別は非常に難しいとは思いますが、何度も同じ名詞を見て聞いて使っているうちに、自然に身についてきますので、焦らずに根気よく覚えていきましょう。
◆疑問・質問 【Q】今まで、女性の人は必ず女性名詞を使うのだと思っていましたが、 そうではなくて、名詞に男性と女性の区別があるということですよね?
【A】そうです、名詞が男性か女性かに属しているということです。 ですから、女の人が女性名詞uneを使い、男の人が必ず男性名詞unを 使うということではありません。 つまり、カフェを頼む時、男の人も女の人も必ず「un cafe s’il vous plait.」と 頼みます。
------------------------------------------------------------- 【Q】女性名詞に対してUnやLeを使うとどうなるんでしょう? ちょっと恥ずかしい思いをするぐらいで済むんでしょうか?
【A】 ん〜そうですね・・・ 例えば、クロワッサンを買いたいとき、UnをUneと言った場合は、 問題ありません。お店の人は「本当はUnだけどね」と思っているくらいです。 私も「クロック・マダム」という料理を頼む時に、間違ってUneと言ってしまった 時がありましたが、お店の人は気にすることなく「アン クロック・マダムですね。 わかりました。」と言って、普通に対応してくれました。
これらは、Un Une Le La を間違って使っても、他に同じような音の単語が ありませんから、特に問題ではありません。
しかし、ある単語の時にはちょっと問題が発生します。 例えば「郵便局」の「La poste」ラ・ポストを「Le poste」ル・ポストと言ってし まった場合、「私は、Le posteを探しているんですけれど」と人に道を尋ねて も、「Le poste?」と意味が通じません。 なぜかというと、「Le posteは、ラジオ、地位、部署の意味を指すからです。
また、「パン」の「Le pain」を「La pain」と言ってしまった場合、 「ラ・パン」・・・ラパン・・・うさぎ という意味になってしまいます。
シチュエーションによって、これら冠詞を間違えても、聞いている相手は その間違いに気が付くことはありますが、文章の途中で間違いがあると、 やはり聞いている人は「!?」となり、文書の流れが読めなくなるそうです。
なぜ、フランス語に男性名詞、女性名詞なんていうものが存在するのか、 それは語学学校の先生でも分かりません。
テーマ:フランス語 - ジャンル:学問・文化・芸術
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